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映像コンテンツが日進月歩で進化する中、保存メディアも同様に多様化しています。特に最近ではブルーレイの入手が容易であるため、日常的にブルーレイを利用している人も多いでしょう。
動画や画像のデータをブルーレイへダビングしたい人も多く存在しますが、必要なものや方法について詳しく知らない人もいます。本記事では、ブルーレイのダビング方法について具体的に解説するため「ダビング方法について知りたい」と考えている人はぜひ最後までお読みください。
まずは、ダビングの基本的な情報から解説していきます。
そもそも「ダビングって何?」と思っている人もいると思うので、まずはダビングの意味やコピーとの違いについて確認しておきましょう。
ダビングは「録音・録画されている記録媒体から、他の記録媒体に再録音・再録画すること」を指しています。ダビングという言葉自体は、DVDが普及する前である、VHSテープの時代から使われており「テープに記録された映像を、他のテープに再録画すること」として使われていました。
現在では、VHSにダビングする際に使われる「アナログダビング」と、DVDやディスク類に複製するときに使用される「デジタルダビング」に分かれています。
アナログダビングは映像が劣化するものに使われる言葉で、デジタルダビングは映像が劣化しない媒体に対して用いられます。
コピーは「複製する」を意味しており「映像や音声などのコンテンツを、同じ形で複製すること」を指しています。
また「正規品のコピー」というような形で使用されることもあるため「本物に似せて作ったまがいもの」という意味合いもあります。
ダビンとコピーには「コンテンツを複製する」という同じ意味合いがありますが、コピーは「映像や音声以外の情報まで複製すること」を指しています。したがって、コピーの方がより正確な複製であるといえるでしょう。
また、VHSなどが主流だった以前まで、ダビングは「劣化をともなう複製」として使われていたため、劣化の有無もダビングとコピーの違いとして挙げられます。
ダビングの意味やコピーとの違いなどについて理解できたら、ブルーレイディスクについて理解を深めていきましょう。
ブルーレイの意味と種類に関する、それぞれの情報について解説していきます。
ブルーレイディスクは「DVDの後継として開発された、光ディスクを指す規格の名称」です。ブルーレイの策定自体は2002年に行われました。
DVDと比較すると、ブルーレイディスクの方が扱える容量に優れており、DVDの約5倍にあたるデータを保存できると言われています。
現在、ブルーレイディスクが広く普及している理由として大きいのは「放送形態の変化」です。テレビ放送のデジタル化やハイビジョンの放送が始まったことにより、1番組のデータ量が増えたため、ブルーレイディスクは急速に普及しました。
DVDにも同じことがいえますが、ブルーレイの種類を大まかに分けると「データ用」と「ビデオ用」の2種類が存在し、さらに細かく分けると以下のようになります。
ブルーレイディスクの種類 | 容量 | 特徴 |
BR-R | 25GB | 1層式 追記型 データの読み出しと書き込みが可能 データの書き換えは不可 |
BR-R DL |
50GB |
2層式 |
BR-R XL | 100GB |
3層式 |
BR-RE | 25GB | 1層式 書き換え型 データの読み出し、書き込み、書き換えが可能 |
BR-RE DL |
50GB |
2層式 |
BR-RE XL | 100GB | 3層式 書き換え型 |
上記のように「追記型」と「書き換え型」に分かれており、追記型はデータを繰り返し録画することが可能です。
また、ブルーレイディスクは「単層」と「複数層」に分かれていることも特徴のひとつで、複数層になるほど容量が倍に増えています。
データをブルーレイにダビングする主なシチュエーションとして、以下の4つが挙げられます。
上記のシチュエーションでは、それぞれ必要なものやダビング方法が異なるため、用途に合わせて準備しておきましょう。
4つのシチュエーションとダビングに必要なものを合わせて解説していきます。
ビデオテープからブルーレイにダビングする場合、ビデオ端子やビデオキャプチャーが必要になります。パソコンにブルーレイレコーダーを接続する必要があるため、自分で全てのものを揃えると手間がかかる可能性があるでしょう。
すでに手元に道具が揃っている場合は問題ありませんが、面倒に感じたら店舗に依頼することも検討してみてください。
録画番組をブルーレイにダビングする際は、ブルーレイを適切な状態にするために、まず初期化が必要になります。初期化の完了後、番組を選択して書き込みの操作を行いましょう。
書き込み終了までの時間については、レコーダーの性能や画質モードによって異なります。また、追加でダビングを施す場合は、初期化するとデータが消えてしまうので注意してください。
8ミリカメラからブルーレイにダビングをする際は、カメラをパソコンやブルーレイレコーダーなどのデバイスに接続します。手元にあるのがテープのみの場合はデッキを別途で用意する必要があるので注意しましょう。
現在では、8ミリカメラ自体も少なくなっているため、貴重なデータを安全にダビングしたい場合は、業者に依頼することがおすすめです。
ビデオカメラで撮った映像をダビングする場合は、専門のケーブルとレコーダーが必要になります。ビデオカメラ自体にブルーレイ用のケーブルが内蔵されていることもありますが、無い場合はUSBケーブルを購入する必要があります。
USBケーブル自体は安くて高品質なものもたくさんあるため、手に入れること自体は手間がかかりません。しかし、8ミリカメラと同様に、業者にダビングを依頼するのが最も早くておすすめです。
データをダビングする際におすすめのサービスが以下の4つです。
思い出を大切に保存したい場合、業者を使うことも検討することが重要です。それぞれのサービスについて、順番に紹介していきます。
カメラのキタムラは、全国に店舗を構えている写真用品ですが、ダビングに関すサービスも行っています。店舗に直接持っていってお得なサービスの相談ができたり「プレミアムパック」と呼ばれる、カビ取りなどを含めたサービスを選択できることがメリットです。
ダビングの処理を全て国内の専用ラボで仕上げているため、丁寧な仕上がりが期待できます。まとめてダビングを任せることで、料金が安くなるキャンペーンもおこなっているため、ダビングしたいものが多い人はカメラのキタムラを利用してみましょう。
【参考:ビデオテープ(VHSなど)からDVDダビング|カメラのキタムラ】
ビクターダビングサービスは、VHS開発メーカーの「ビクター」が提供しているサービスです。VHSメーカーであるため、安心してダビングを任せられるメリットがあります。安心感ゆえに利用希望者が多く、手元に届くのが数ヶ月になることもあるようです。
ビクターダビングサービスの大きなメリットとしては「無料でチャプターごとのインデックス作成をしてくれる」ことが挙げられます。また、8mmビデオのダビングやカビ取り作業にも対応しているため、昔撮ったビデオを新たに複製したい際はビクターのダビングサービスがおすすめです。
ダビングコピー革命は、国内最大級のダビング通販サイトであり、他の業者と比べても高い水準の業務が評価を集めている業者です。999円からカビ取りも請け負っており、業界最安値級の値段になっています。
また、無料でテープ切れの対応やMP4への変換も行ってくれることも特徴のひとつで、無料サービスを活用して料金をなるべく安くしたい人におすすめです。
「JCR日本コンシューマーリサーチ」が行った調査では、持率・品質推奨度・スピード対応の部門で、3冠を達成しています。安心できるサービスを求めている人は「ダビングコピー革命」を利用してみましょう。
【参考:ダビングコピー革命が日本コンシューマーリサーチの調査3部門でNo.1に選ばれました|ダビングコピー革命】
【参考:ダビングコピー革命】
想い出ビデオDVDダビング工房は、1本あたりのダビングの費用が498円で、業界の中で最も安い水準です。急ぎで届けて欲しい人のために「特急コース」も設けており、素早い作業を求めている人にもおすすめの業者だといえます。
とにかく安くて早めにダビングを行って欲しいと考えている人は「想い出ビデオDVDダビング工房」を利用してください。
【参考:想い出ビデオDVDダビング工房】
ブルーレイへのダビングをするには、シチュエーションに合わせた道具が必要になるため、あらかじめ準備しておくことが大切です。録画番組やビデオで撮った思い出のビデオをダビングする際など、用途によってブルーレイディスクの種類を合わせる必要があることも覚えておいてください。
また、シチュエーションによっては、自分で道具を用意するのが難しいこともあるため、業者に依頼することも合わせて検討してみましょう。ダビングを請け負っている業者はさまざまありますが、それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選択することが重要です。
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