仕事などでPDFファイルを利用していませんか?PDFファイルはしばしば利用されるポピュラーな形式です。PDFファイルはツールを利用すればJPEGなどの画像ファイルに変換することも可能です。なぜJPEGに変換する必要があるのか、具体的にどのような方法があるかについてまとめました。
PDFとは、Adobe Systemsの開発したファイル形式を指します。簡単に変更できない高い信頼性を有しているのと、劣化しにくく高画質が保証されます。一方JPEGとは画像を保存する際の形式の一種です。画像を圧縮することで、閲覧する際にスピーディに表示できるのが特色です。
PDFは画質に優れている半面、容量が大きくなるのでパソコンやスマホのスペースを食う恐れがあります。そこでPDFをJPEGに変換することで容量を圧縮でき、空きスペースを広げられます。
PDFをJPEGに変換するソフトはいろいろとあります。その中でもユーザーの間で高く評価されているおすすめのソフトを5つピックアップしてみました。しばしば変換する機会のある方は、以下で紹介するソフトをお手持ちのコンピューターにインストールしてみましょう。
画像引用元:https://4thsight.xyz
Adobe Acrobat Reader DCにはスナップショット機能があります。こちらを利用すれば、PDFファイルをJPEG方式に変換できます。この場合、対象のPDFファイルをスクショします。ツールバーに「表示」があるのでこちらを選択します。
続いて「表示切替」→「ツールバー」→「編集」→「スナップショット」の順番でクリックしましょう。
マウスを使ってスクショしたい範囲を指定すると「スナップショット完了」のメッセージが出ます。
次にワードを開き、画像をペーストし、あとはJPEG形式で保存すれば完了です。初心者でも比較的簡単に使いこなせるでしょう。
画像引用元:https://www.reneelab.jp
Adobe Acrobatでも切り替えは可能です。
まずはソフトを起動して、そこで該当のPDFファイルを開きましょう。
「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」をクリックします。
この時「ファイルの種類」をJPEGにすれば、これで変換は完了です。
こちらも非常に簡単にPDFファイルをJPEG方式に変換できるので、初心者にもおすすめといえます。
画像引用元:https://pdf.wondershare.jp
PDFelementもJPEGなどの画像ファイルに変換することが可能です。
ソフトを起動したら「PDF変換」を選択します。
そして「開く」から対象のPDFファイルを選択しましょう。
ファイルが開いたら、「名前を付けて保存」を選択してJPEGファイルを指定して、設定した場所に保存します。
しばらくすると「変換が完了しました」というメッセージが表示されるので「完了」をクリックすれば終わります。
PDFelementは画像ファイルのほかにもWordやExcel、PowerPointなどにも変換が可能です。
画像引用元:https://blog.cles.jp
PDF-XChange Viewerは無料ソフトなので、手軽に導入できるところがおすすめポイントです。
ソフトを起動して、対象のPDFファイルを開きましょう。
続いて「ファイル」→「エクスポート」→「イメージへエクスポート」の順番に選択します。
すると画像ファイルの設定ウィンドウが開きます。その中に「イメージの種類」という項目があるので、プルダウンしてJPEGを選択しましょう。
設定が完了したら「エクスポート」ボタンをクリックすれば完了です。
画像引用元:https://conote.info
Macのユーザーであれば、OSを使って変換が可能です。プレビューアプリが入っているはずなので、こちらを起動します。
その中で対象のPDFファイルを開いて、「ファイル」メニューの中の「書き出す」をクリックしましょう。
ファイル名とタグ、保存場所を必要に応じて設定して、下部の「フォーマット」でJPEGにプルダウンして指定しましょう。
最後に「保存」ボタンをクリックすれば、あとは自動的にJPEGに書き換えられます。
PDFからJPEGに変換できるオンラインツールもあります。ソフトをインストールしたくない、無料で手軽に変換したいと思っている人におすすめです。簡単にサイト上で変換したければ、以下で紹介するツールを活用してみるといいでしょう。
ilovepdfはPDFファイルの多様な編集に対応しているツールです。
上部のタブの中で「PDF変換」をクリックし、その中の「PDF JPEG変換」を選択しましょう。
そして中央の「PDFファイルを選択」をクリックして該当のファイルを選ぶ、もしくはドロップします。
するとプレビューが表示され、右下に「JPGに変換」というボタンが出てくるはずです。こちらをクリックすれば自動的に変換されます。
簡単操作で作業完結するところがおすすめの理由です。
smallpdfでも簡単に変換できます。
トップページの中に「変換」タブがありますのでこの中の「PDF JPEG変換」を選びます。
すると中央部分に「ファイルを選択」というボタンがありますので、こちらをクリックして対象のファイルを選択します。
すると「ページ全体を抽出」と「1個のイメージを抽出」という2つの選択肢が現れます。ページをそのままJPEGファイルに変換したければ、左側の「ページ全体を抽出」を選択し、「オプションを選択」をクリックしましょう。
するとプレビュー表示されますので、問題なければ右側の「ダウンロード」を選択すれば変換作業は完了です。
PDF to ImageはまとめてPDFファイルからJPEGに変換するときにおすすめです。最大20個のファイルまで一度に変換可能なツールです。
「PDF tto JPG」タブをクリックして「アップロード」を選択し、対象のファイルを開きます。もしくは「ファイルをここにドラッグ&ドロップしてください」というところにファイルをドロップしてもいいです。
そして「すべてダウンロード」というところをクリックすれば、自動的に変換してくれます。
もし一括変換を希望するのであれば、ZIP形式に圧縮してから選択しましょう。
PDF Converterはスピーディに変換したい人向けのツールです。大半のファイルを数秒程度で変換できるからです。
画面中央の「PDFファイルを選択してください」をクリックして、対象のファイルを開きましょう。
すると3つの選択肢が右側に現れます。「WEB72DPI」「スクリーン150DPI」「プリント300DPI」の3種類です。右に行けば行くほど、より高画質になります。標準的な仕上がりを希望するなら「スクリーン150DPI」を選ぶといいです。
3つのうちの1つを選択したら「変更を適用」という下部のボタンをクリックします。
すると変換されるので、最後に下部の「ダウンロード」ボタンをクリックすれば完了です。
ZAMZAR Online Converterは英語表記のサイトですが、そんなに難しくはないので心配する必要はないです。
まず「Add Files」というところをクリックして、対象のPDFファイルを選択しましょう。
次に「Convert to」というところをクリックして、JPGを選択すれば画像ファイルに変換されます。
最後に「Convert Now」をクリックすれば変換完了です。
英語でもそんなに難しくありません。ただPDFファイルの容量に制約があるので注意しましょう。50MBのファイルまでの対応なので、あまり大きな容量だと変換できない可能性があるので注意しましょう。
画像引用元:https://blogimg.goo.ne.jp
reneelabも変換のスピーディさに定評のあるツールです。毎分80枚程度のファイルを変換可能です。ただ単にJPEGに変換するだけでなく、トリミングや暗号化などの編集機能も有しています。
メイン画面が立ち上がったら「Covert PDF」というメニューを選択してください。
上部にあるメニューバーの中でも「Image」を選択しましょう。すると「PDFを次の形式に変換する」という部分でJPEGに設定します。
続いて「ファイル追加」ボタンをクリックして、変換したいPDFファイルを開きましょう。複数のページを追加すれば、一括変換も可能です。
全ての変換したいページをピックアップできれば、右下にある「変換」ボタンをクリックしましょう。あとは自動的にreneelabの方で、JPEGファイルに変換してくれます。
ここで紹介したAdobe Acrobatの代替ソフトという風に認識されています。無料で作業効率もいいので、個人ユーザーの間で広く支持されているツールの一つです。
PDFファイルを表示したいけれどもなかなか出てこない、パソコンがフリーズしてしまうことはありませんか?またスマホでPDFファイルを開くと、端末が異常に熱を持つようなことはありませんか?これはPDFファイルはメモリを大量に消費してしまうからです。これはPDFファイルの場合容量が大きいので、端末に大きな負荷がかかってしまうことが原因です。
もしPDFがメモリに大きな負担をかけているのであれば、JPEG形式に変換するといいでしょう。JPEG形式に変換すれば、容量を大幅に圧縮できます。またSNSなどでファイルの共有をしたい場合にも、JPEGの方がおすすめです。上で紹介したソフトやツールを利用すれば、簡単に変換できるのでまずは試してみませんか?
「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトをお勧めします。目指せ、あらゆるジャンルの素晴らしいソフトを発掘することを。「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトのレビューを更新し続けています。