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さまざまな用途でPCやスマホを使う現在において、画面録画の機能は非常に便利なものとなっています。スマホ画面を操作しているところを画面録画機能で動画に残しておけば、操作方法などがひと目でわかります。また、好きなコンテンツを直接保存できない場合に画面録画機能で代替することも出来ますので、かなり便利なものと言えるでしょう。
また、パソコンにおいても同じです。パソコンでも画面録画をすることが出来たら、同じように操作方法を、動画を見るだけでわかりやすくなります。スマホであればコントロールパネルから操作するだけで画面録画はすぐに出来ますが、パソコンではどうなのでしょうか?パソコンでは、ソフトを使えばできるようなイメージがなんとなくありますよね。しかし、もっと簡単にパソコンで画面録画をする方法はないのでしょうか?また、WindowsではなくMacを使っている人が画面録画をするためにはどうすれば良いのでしょうか。
パソコン自体に備え付けられた機能を使ってMacで画面録画をする方法や、ソフトウェアを使う方法、注意点などについてまとめていきます。
まず、Macで画面録画をする際に、一番簡単に使える方法を解説していきます。
やはり、画面録画する際に、ソフトも何も使わずにできれば便利だと思いますよね。パソコンにはキーボードがあり、そこで特定のボタンを決まった順番でタップすることで、目的の操作をすることができるようになるのです。
これをコマンドと言います。画面収録をするために使うキーは、「SHIFTボタン(⇧)」「Commandボタン」「5ボタン」の3つです。
まずは、ShiftボタンとCommandボタンと5ボタンの3つを同時にタップしましょう。するとオンスクリーンコントロールというメニューが画面下に表示されます。
次に、メニューの一番左側にある画面全体を取り込むボタンをタップしましょう。そうすると、トラックパッドで矢印を画面上で動かすと、カメラのアイコンになるはずです。そのカメラで画面上をタップすると画面収録が始まります。
画面収録を終わる際は、CommandボタンとControlボタン、ESCボタンを同時にタップするか、四角い停止ボタンをタップしましょう。
画面収録によって保存された動画は、スクリーンショットと同じように保存されます。
全画面ではなく、一部だけ収録したい場合は、同じようにオンスクリーンコントロールボタンを表示した後、右側の画面制限アイコンをタップします。録画したい範囲を指定したら収録ボタンをタップしましょう。
収録の終了は同じように行いましょう。
また、操作画面とともに説明などをしたい場合、収録するのにパソコン外部から音声を出して、それも一緒に収録したい場合もあるでしょう。その場合、システム環境設定からサウンドを開き、出力タブからMacBookAir内蔵スピーカーを選択しましょう。
次に、Macで画面収録をする際にソフトを使う方法を解説していきます。
Video Procはシンプルな構成で動画編集やファイル変換機能などが利用できるソフトウェアですが、パソコンの画面録画機能も利用することができます。簡単にプロ級の動画を作れることで有名で、ユーザーも多くいるのですが、有料ソフトであるためその点は留意しておかなければいけません。ただし無料ダウンロードというものもあ理、制限された機能で利用できます。
さて、Video Procには画面録画機能がありますが、その中にも普通の画面録画と、PCカメラの映像と画面録画を並行して行うことができる機能があります。
そしてVideo Procの特徴として、画質と対応しているファイル形式が挙げられます。最大の対応画質は8Kであり、かなりの高画質となっています。普通のスクリーンレコーダーではここまでの高画質は出ないのが通常です。また、対応しているファイル形式はMP4やMOVなどです。
Video Procのホームページにアクセスし、ソフトをダウンロード・インストールしましょう。できたら、ソフトのトップページから録画というボタンをタップし、画面の録画範囲をプレビューしましょう。全画面ならそのままでいいですが、一部だけ録画したい場合はクロップで当該箇所を切り取りましょう。
右下のRECボタンで録画開始、Ctrl・Shift・Alt・Rで停止できます。
Icecream Screen Recorderは、パソコンの画面のあらゆる部分を録画でき、保存することができるソフトウェアです。Macにも対応しており、AppStoreで取り扱っています。さらにダウンロードは無料で可能となっています。また、音声やウェブカメラも一緒に収録することが可能なので便利なソフトです。
機能も豊富で、スクリーンレコーダーの機能はもちろんのこと、マイクや内部音声の収録、テキストや図形などの追加・編集、収録範囲の前回記憶、ロゴの追加、そして収録した動画ファイルをそのままクリップボードに共有することもできます。録画速度やファイル形式変換も可能になっています。
まずは、Icecream Screen Recorderの公式サイトにアクセスし、サイト内にあるDownload on Appstoreのリンクから、ソフトのダウンロードページに行きましょう。
ダウンロード・インストールできたら、まずはソフトを起動しましょう。一番上にビデオキャプチャボタンがありますので、そこをタップするとビデオを録画するというバーが出てきます。収録範囲をカーソルに合わせて範囲を設定しましょう。左側の丸い録画ボタンを押せば開始でき、四角の停止ボタンを押せば終了できます。
Debutもまた、画面録画をすることができるフリーソフトです。フリーソフトなので無料でダウンロードでき、機能も豊富です。
特徴としては高画質で画面を録画できますし、録画する範囲を指定することも可能です。またカメラや内蔵マイクと同時に収録することもでき、エフェクトや文字の編集も可能です。ファイル形式もAVI・WMV・MP4・MOVなど一般的なものに広く対応しています。カーソルした部分をハイライトにすることで、マウスポインターの動きを視覚的に把握することもできます。またロゴやタイムスタンプなどを追加することもでき、非常に幅広く使うことができるソフトとなっています。
まずは公式サイトにアクセスし、MacOS版のソフトをダウンロード・インストールしましょう。
ダウンロードできたら、まずはソフトを立ち上げ、収録したい画面ボタンをタップしましょう。次に収録範囲を設定するのですが、範囲をカーソルで合わせて選択したら、紅丸の録画ボタンをタップして収録開始できます。ロゴなどを挿入する際は
Apowersoftは、パソコンの画面を収録できるフリーソフトなのですが、少々変わった特徴もあります。それが、ダウンロード・インストールが必要なタイプのソフトウェアも配布しているのですが、それ以外にもソフトウェアをダウンロード・インストールせずに画面収録をすることができるウェブソフトを公開しているということです。
ただし初回には起動用のツールをダウンロードする必要はあります。
まずはApowersoftの公式サイトに入り、録画開始のボタンをタップしましょう。
起動ツールをダウンロード・インストールできたら、ツールが自動で起動されます。そこで収録範囲を選択できるので、カーソルを合わせて設定しましょう。画面下に画面収録のツールバーが出てきますので、画質などをカスタマイズしたり、音声やカメラの設定を追加したら、左側にある赤いレコードボタンをタップしましょう。ポップアップが出てきたら、確認をタップして、3秒待ってから収録を開始しましょう。停止ボタンをタップすれば終了です。
さて、ここまでパソコンで画面収録をする方法について見てきました。基本的には、画面収録はMacでコマンドを使うにしても、ソフトを使うにしても、収録をする前の設定で動画の仕上がりを決めることになります。まず見なければいけないのは、マイクやカメラなどと一緒に収録するかどうかです。パソコン画面を操作しながらの動画が欲しい時、音声をつけながら操作画面を収録したい時は、ソフトウェアの設定でマイクやカメラのアイコンをオンにする、Mac側のシステム環境設定でオンオフを入れるなどして切り替える「必要があります。
基本的に画面収録をしたものは動画ファイルとして保存されますが、それはパソコン側でいじるだけでも長さを調整するなど簡単な編集は可能なのです。しかし、ここでも出てきた VideoProcというソフトを使うことで、収録した動画ファイルを高度に編集することが可能になります。その点では、ソフトを使ってスクリーンレコードをし、そのまま加工することもできるようになります。有料ソフトで買った方は試してみるといいかもしれません。
さて、今回はMacで画面収録をする方法について見てきました。さまざまな操作をパソコンで行うことができるようになりました。それらを記録して動画に残すのに便利なのが、スクリーンレコーダーという機能です。方法としてはいくつかありますが、Macのキーボードを使ってコマンドを打ち込んで収録する方法と、フリーソフトなどのソフトウェアを使って収録する方法があります。コマンドを使えば簡単に収録できる上、収録範囲の指定などの基本的な機能はほとんど網羅しており、とても便利です。一方ソフトを使えば、さらに画質の設定などを細かく指定できるため、ダウンロード・インストールは必要ですが、より細かく画面収録できます。
ソフトにも色々あり、無料でダウンロード・インストールできるソフトもあれば、有料で購入しなければ機能が大幅に制限されるものもあります。また、同じソフトであっても、ダウンロード・インストールが必ずしも必要ではなく、スターターキットだけダウンロードすればすぐに使えるものもあります。自身の用途に合わせて選択しておきましょう。そして動画ファイルとして保存できたら、目的に合わせて加工して利用しましょう。手順はそれほど難しくないので、ぜひチャレンジしましょう。
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