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音楽が好きな方はオーディオの音にもこだわりたいものです。せっかくいい音楽を聴いているときにノイズが生じたりすると気になりますね。そんな時はノイズ除去をしたり、きれいに録音できたりする編集ソフトaudacityが便利です。この記事では、Audacityの主な機能と特徴や評判、使い方を説明します。
Audacityは無料で使えるオーディオ編集ソフトです。しかし、無料とはいえ、かなり高性能なので音にこだわりたい人でも満足できるはずです。起動できるOS動作環境を以下に挙げます。
そしてAudacityのソースコードや受賞歴は以下です。
Audacityの主な機能と特徴をご紹介します。マルチトラック対応や外部プラグインのインストールなど、多種多様な機能がありがたいAudacityです。海外のものですが、日本語化されている点も助かるところでしょう。
Audacityは、無料の音声編集ソフトであるにもかかわらず、複数音声ファイルであるマルチトラックに対応できます。他の無料の音声編集ソフトが1つのトラックのみのシングルトラックの編集しかできないことを考えますと、優秀な音声編集ソフトといえるでしょう。
マルチトラック対応のため、Audacityは、いくつかの音楽ファイルを同時に編集できます。音楽ファイルを複数持っている方にとっては重宝するのではないでしょうか。
Audacityはネットでダウンロードした曲をインストールできます。なぜならば、Audacity内部には、多くの機能が内蔵され、機能拡張もすぐにできるからです。
さまざまな曲をダウンロードしている音楽好きの方にとっては、助かる自由度の高い機能です。
Audacity は、VSTファイルなどの外部プラグインを入れることもできますので、エフェクト効果が好きな方におすすめです。
デフォルト内には多くのエフェクト効果が入っています。たとえば、エコー、リバーブなど。こうした効果は、VSTファイルのダウンロードにより、Audacity内で存分に楽しめます。
Audacityは、マルチプラットフォーム対応であるため、上記でご紹介しました通り、いろいろなOS環境で使えます。多くの人が楽しめるソフトではないでしょうか。、
また、OSごとに操作方法を変えるということはなく、どんな方でも簡単に音楽ファイルの編集に関わることが可能です。こうしたところは、機械の操作が苦手な方でも安心できます。
海外のソフトは、日本語化されていないこともあるのですが、Audacityは、日本語対応可能です。開発元は海外ですが、日本語化された機種も多く出荷されています。
英語など外国語の対応では無理、不安と思う方も少なくないはずです。日本語化であれば安心して使えるでしょう。
画像引用元:https://image.jimcdn.com/
Audacityには、優れた録音機能があります。たとえば、録音した音声データは、音声ファイルとなり、すぐに編集可能です。
また、マイク録音とパソコン上の録音を変更することもできます。マイクの声の録音をするには、再生メニューの左クリックのみでOKです。パソコンの録音の場合は、デバイス→サウンドカード→再生メニューの録音ボタンを左クリックです。これで音声ファイルを作成できます。
Audacityは音楽ファイルの編集にも長けています。できることは、ファイルの編集やカット、無音化編集の他、複数の音声ファイルをまとめることです。
そんなAudacityの対応できる音楽ファイルは以下です。
MP3やAAC計列にはコーデックが別途必要です。コーデックは、Audacityから無料でダウンロードできます。
ここでは、Audacityのダウンロードやインストールの方法をご紹介します。まずはAudacityの公式サイトからダウンロードを行いましょう。
まずはダウンロード該当ページ内にある"DOWNLOAD AUDACITY" に着目します。ここをクリックしてください。
そうしますと、ダウンロード開始です。完了後は、インストーラを左クリックして起動させます。
次は言語を選択しましょう。「インストールに利用する言語を選んでください」と出てくるので、日本語のままにして「OK」をクリックします。
そして、「Audacity セットアップ」と書いてある場面に行きますので、「次へ」をクリックしましょう。
その次は英語の場面です。こちらも「次へ」を左クリック。
そして、Audacityのインストール先フォルダを選ぶ場面が出てきます。ここも特に大丈夫と思ったら、「次へ」を左クリックです。
次は、追加タスクの場面になります。ここも左クリックで次へと操作してください。
すると、デスクトップにAudacityアイコンが見られるようになるでしょう。
まずは、「インストール」を左クリックしますと、Audacityのインストールが開始されます。
インストール→次へ→完了と左クリックしていきます。
ついにAudacityインストーラが終了になり、Audacityが動き出すでしょう。
Audacityの画面をどのように見たらよいか説明します。使用する際の参考にしてください。
以下は再生メニューにある、よく使われるボタンです。
ツールバーはマウスアイコン切り替えに使います。以下に使うべき時を挙げてみましょう。
Audacityは画面内にデバイス選択メニューがあります。ここから、録音や再生を切り替えることができます。わざわざ設定場面を開かずに、ここのみで変更できるので便利です。
トラック画面には、音声の波型が現われます。ここでは、複数のトラックがある場合、編集したいトラックを左クリックで選択可能です。基本、音声データのチェックや選択を行うのはメイン画面にあるトラック画面です。
最後にAudacityを簡単に操作できる使い方です。皆さまが使いたいところを解説します。
まずは、Audacityのメイン画面を見てください。そこにカットしたい音声をドラッグ&ドロップしましょう。次にマウスをドラッグしてカット部分を表示します。ただし、予めハサミマークの選択ツールを選択しておかないといけません。
以上の操作後、ショートカットキーを押してカットできます。詰めずに削除しても詰めても良いでしょう。その後、書き出しを行います。
まずはかけたい部分を決めます。選択範囲→メニューのエフェクト→エコーと進みます。エコーの設定画面が出てくるので、好みに応じて設定しOKを押しましょう。
マルチトラックは、音声の合成のことです。合成したい部分すべてタイムラン→ドラッグ&ドロップとするのみです。仮にトラックが2つだったら、1つはエコーをかける、もう1つはカットするなど、好みに応じて使えます。その後、書き出しです。
編集後は書き出しをします。書き出せるファイル形式は最初の方で説明しましたとおりです。
書き出しの手順は以下の3つです。
1. ファイル→オーディオの書き出し(すべてのトラックの音声をミックスしたい場合)
2. ファイル→選んだオーディオを書き出す
3. ファイル→多数のファイルからの書き出し
書き出せるファイルを利用して、お好みの書き出しを楽しんでください。
Audacityのユーザーからの評判も見てみますと、概ね良い評価です。
ラベルをつけてエクスポートするのみなので、非常に便利という評価です。エフェクトが豊富なところ、編集機能がきちんとしているところ、録音作業ができるところなども便利という声がありました。
最初はちょっと複雑と思っても、使っているうちに慣れてきて馴染んできて便利に思えたという意見もあります。また、軽くて動作が安定しているので使いやすくて便利という方も。他、気に入った楽曲をパソコンに録音するのに使えて便利という音楽好きの方もいらっしゃいます。
録音機能がついていてありがたいという評価もあります。プラウザでSpotifyを開いたり、Audacityでステレオミキサーの録音を楽しんだりしているということです。また、編集や書き出しなどにも利用しているということでした。
こちらの方は、家庭内で本格的な音楽を聴けることで、リモートワークも楽しくなったようです。
レコードの電子ファイル化ができたことを喜んでいるユーザーもいらっしゃいます。何十年もかけて収集した多くのレコードを電子ファイルにするのに、Audacityが役立っているようです。
ノイズ除去ができる機能も評価できるということ。また、MP3規格で16kHz以上の高域が消えるので、CD音源のような聴きやすい音になっているという評価です。
Audacityは無料で利用できるのに、多くの機能がついています。その点を評価しているユーザーもいらっしゃいます。たとえば、複数の音の読み込みが可能で移動やカット、連結などができるところなど。このように曲を長くできるので、いろいろと楽しめるようです。
Audacityは無料で使える音楽編集ソフトです。簡単な使い方で音楽ファイルを編集できるので、音楽好きな方におすすめです。使ったユーザーの評判も良いので、きわめて優秀な編集ソフトと言えます。使えるファイル形式は、WAVやMP3、FLACなど多数です。使い方を覚えて音楽ファイルの書き出しなどを作成すると、音楽をより身近で楽しめるでしょう。
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