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AACをMP3に変換して保存したい人の中には、変換ソフトやサイトをどのように選べば良いのかわからない人もいるのではないしょうか。世の中には、多くのAAC MP3 変換ソフトが存在しますが、ウイルス感染やエラーの起こりやすさなど、リスクがともなうものもあるので注意が必要です。
本記事では、AACをMP3に変換できるソフトやサイトのおすすめを具体的に紹介していくので、興味がある人はぜひ最後までお読みください。
AACは、MP3の後継として1997年に誕生した形式で、MP3と同じく、原音の約10分の1のデータサイズになります。
AACは、同じ圧縮率であればMP3よりも高音質と言われており、地上デジタル放送などでも使用されている形式です。また、Appleの製品であるiPhoneでも積極的にAACが導入されていますが、AndroidではMP3が多い傾向にあります。
なお、現在のAACは誕生してから改良が重ねられたものであり、世の中に普及しているAACは2006年に生まれた「AAC-HE V2」です。
MP3は、最も古い音声ファイルであり、1995年に作られました。対応可能なデバイスが多く汎用性が高い音声ファイルして知られています。
MP3には「ビットレート」という数値があり、ビットレートが高いほど高音質かつ大容量になります。変換するためのソフトやサイトを使う場合は、ビットレートを操作することになるので覚えておきましょう。
また、ビットレートの最高値は「320kbps」になっていますが、基本的には「128kbps」で変換されることが多いです。128kbpsであれば、音質への違和感もなく視聴できます。
AAC MP3 変換フリーソフト・アプリ・オンラインサイトを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
MP3変換ソフトやアプリを闇雲に選んでしまうと、扱いづらさからのストレスだけでなく、ウイルス感染による危険もあるため、注意が必要です。
それぞれのポイントについて確認していきましょう。
動画ファイルや音声ファイルの形式は、下記のように多様なものが存在します。
動画ファイル | 音声ファイル |
|
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音声ファイルにファイルにだけ対応している変換ソフトもあれば、動画ファイルにだけ対応しているサイトもあるため、あらかじめ対応形式を調べておきましょう。目的や用途に合わせて変換ソフトを活用してください。
まだ変換ソフトやサイトを使ったことがない人にとっては、使いやすさも重要な要素です。なるべく扱いやすさに評判があるものを選択しましょう。
UIにこだわって、利用者目線で作成されたサービスを使えば、ストレスを感じにくくなります。
変換ソフトやサイトによっては、処理のスピードも異なります。大容量の音声ファイルや動画ファイルを変換したい場合、長い時間をかけたにもかかわらず、変換に失敗することもあるので注意してください。
フリーアプリやオンラインサイト、フリーソフトを比べると、フリーソフトの処理速度が最も早い傾向があります。ストレスなく変換を行いたいのであれば、フリーソフトの使用がおすすめです。
変換するためのオンラインサイトやフリーソフトを選択するための基準として「セキュリティ」は特に重要な要素です。
MP3変換ソフトやサイトの中には、悪質な広告やプログラムが含まれていることもあります。変換したと同時にウイルスなどをインストールしてしまうこともあるため、なるべく安全面が保証されているソフトやサイトを利用しましょう。
MP3変換フリーソフトのおすすめは以下の3つです。
それぞれの変換フリーソフトについて解説していきます。
DVDFab 動画変換は、DVDFab社が開発した動画・音声変換ソフトで、手軽にAACからMP3に変換できます。WindowsとmacOS、日本語にも対応済みです。動画の一部のみをMP3に変換することもできたり、動画編集を行うことも可能であるため、さまざまな用途で活用できるでしょう。
このソフトは有料ですが、30日間の無料体験期間が提供されています。体験期間中、全ての機能を制限なく利用できます。期限が切れても、無料版を引き続き利用できます。ただし、動画からMKV Passthrough/MP4.Freeプロファイルへの変換外の機能が有料となります。
DVDFab 動画変換でAACをMP3に変換する方法は以下の通りです。
専用の音声変換ソフトを使用せず、iTunesで保護なしの曲を別のファイルフォーマットに変換することができます。エンコード(Encode)機能と呼ばれています。非可逆圧縮フォーマットAACからMP3への変換は、データの一部をカットすることで圧縮率を実現するので、音質の劣化が起こります。
ご注意: iTunesストアから購入した曲を変換できるのは、iTunes Plusの曲だけです。
iTunesでAACをMP3に変換する方法は以下の通りです。
画像出典:https://www.tunefab.jp/
Shotcutは、完全無料の動画編集ソフトですが、AACをMP3に変換することもできます。WindowsとOSの両方に対応しており、日本語でも使用できるので、最初に使う変換フリーソフトでもおすすめです。
セキュリティや扱いやすさも保証されているため、ストレスなく利用できるでしょう
Shotcutを利用して、変換を行う方法は以下の通りです。
XMedia Recodeは、Sebastian Dorflerによって開発されたソフトです。対応しているOSはWindowsのみですが、AACをMP3に変換できます。日本語対応で安全性が高く、使いやすさにも優れているため、誰でも活用できるでしょう。
XMedia RecodeでAACをMP3に変換する方法は以下の手順です。
MP3変換フリーサイトのおすすめは以下の3つです。
それぞれのMP3変換フリーサイトについて解説していきます。
Aconvertは、AACだけでなく、OGGやFLACの音声ファイル、MP4や3GPなどの動画ファイルもMP3に無料変換できます。ビットレートを32~320kbpsの範囲で調整できることも特徴のひとつです。
Aconvertを利用してAACをMP3に変換する方法は以下の通りです。
AnyConvは、Windows、Mac、iPhone、またはAndroidでAACやFLACなどの音声ファイルをMP3に変換することや、動画からその他の様々な動画形式に変換することもできます。日本語にも対応済みであるため、使いやすさには定評があります。
AnyConvを用いたMP3変換方法は以下の手順になります。
Convertioは、日本語対応済みの変換フリーサイトで、M4AやOGGなどの音声ファイル、AVIやMOVなど、動画ファイルをMP3に無料で変換できます。動画や音声の一部だけをMP3に変換できる「トリミング機能」を備えていることも魅力のひとつです。シンプルなデザインになっているため、他のサイトと比較しても使いやすいでしょう。
Convertioの利用方法は、以下の手順です。
MP3変換フリーアプリのおすすめは以下の3つです。
それぞれのMP3変換フリーアプリを確認していきましょう。
Convert Audioは、iosで使用できる変換フリーアプリで、動画ファイルや音声ファイルをMP3に変換できます。安全性や使いやすさも高いため、誰にでもおすすめできます。基本的には無料で使用できますが、App内課金があるので注意してください。
オーディオコンバータは、UPlayerが提供している変換フリーアプリです。Androidのみ対応しており、音声だけでなく、動画もMP3に変換できます。オーディオコンバータには、広告がありますが、オフラインで使用すれば表示されなくなります。
Easy MP3 Converterは無料の変換アプリのひとつで、WEBDIA INCによって提供されています。AACやWMAなどの音声ファイル、MP4や3GPなどの動画ファイルもMP3に変換可能です。MP3などの音声ファイルをバックグラウンドで再生できることも特徴のひとつです。
AACからMP3に変換するには、サイトやフリーソフトを利用するため、それぞれの扱いやすさやセキュリティを確認しておきましょう。なお、フリーソフトが最も処理速度が早いですが、それぞれの特徴を捉えて使うことが重要です。
本記事で挙げた、おすすめのフリーソフトやサイトを参考にして、自分の用途や目的に合ったものを選択しましょう。変換方法についても解説しているため、合わせて確認してください。
「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトをお勧めします。目指せ、あらゆるジャンルの素晴らしいソフトを発掘することを。「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトのレビューを更新し続けています。