DVDやBlu-rayなどにデータの書き込みを行うことができる、ライティングソフト。
データをDVDなどに焼きたい際、どのライティングソフトを使えば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、使いやすく利便性の高いライティングソフトを厳選してご紹介していきます。
直感的な操作でデータを焼けるものから、さまざまな細かい設定を付与できる専門性の高いソフトまで、バラエティ豊かなソフトを掲載しています。
自作のCDやDVDを作成したい方は、ぜひご覧ください。
ライティングソフトとは、DVDやCD、Blu-rayにデータの書き込みを行うソフトのこと。
具体的にはデータを編集した上での書き込みや、読み込んだDVD・CDに入っているデータの複製や保存、消去といったことができます。
ライティングソフトがあれば、映像ファイルから自作のDVDを作ったり、音声ファイルをCDに書き込むことでミュージックアルバムを作成したりすることも可能です。
記録用のDVDディスクにデータを書き込む際に使用するフトウェアを「DVDライティングソフト」と呼んでいます。基本的な機能は、「データ編集をして書き込み」「DVDを読み込み直接複製する」「DVDからデータを取り出し保存」「書き換えたメディアデータの消去」などがあります。記録ディスクへの書き込みは、ISOやUDFといった規格でほぼ行われています。
書き込みの機能や性能、対応しているメディアでそれぞれの製品の差別化が図られており、使用用途によってライティングソフトを選択する必要があります。DVDへの記録に対応しているライティングソフトは一番種類が多いので、選択の幅で悩むことはあるでしょう。
さらに、DVDライティングソフトは無料オンラインサイト上で可能な場合もあります。機能が充実する有料版と含めてライティングソフトへ期待することをしっかりと見極めておくことも必要となるのでご注意ください。
① お持ちのパソコンをチェック
WindowsとMacでは当然ですが動作環境が違います。ライティングソフトがどちらのパソコン対応なのかを確認して選択するのは基本中の基本でしょう。
また、OSのバージョンチェックも忘れずにしましょう。Windowsは「7」と「10」では対応するライティングソフトとしないライティングソフトが出てきます。これは、MacのOSでも同様のことが言えますから最も気をつけるべき事です。
② どのような機能が搭載されているかチェック
大は小を兼ねるとはいかないのがライティングソフトです。高性能・高機能がついているからと言って使用しなければ意味がありません。複数の機能を使いこなせなく、本来行いたかったDVDライティングもできないことにならないように、どのような機能があるのかを確認することは必要です。
③ 初心者でも経験者でもスタートは一緒
DVDライティングを簡単に素早く行いたい、ということが目的であれば操作手順がすくない「初心者向け」と言われるDVDライティングソフトをおすすめします。枚数を多く、時間をかけずに作成することも可能なので、経験者の人であっても簡単な操作で確実に行える手軽なライティングソフトがいいでしょう。
枚数作成が目的ではなく、機能を駆使してよりレベルの高いDVDライティングを求める必要性がある場合には難易度をあげたライティングソフトへ移行するべきです。
動画ファイルをDVDに書き込むだけでなく、ISOファイルへ対応しているものも多数あります。国際規格であるISOイメージファイルを抽出して取り出すこともできれば、ISOイメージファイルをDVDに書き込むことも可能なライティングソフトもあります。ISOイメージファイルでの抽出・保存も可能であれば汎用性が高くなると言えるでしょう。
無料でDVDを作成することができるライティングソフトをご紹介します。
※こちらのおすすめ無料ライティングソフトは、サイトでは「英語」で紹介されている場合があります。ダウンロード前後で、日本語を選択できるものをおすすめしています。
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「ImgBurn」です。
データのライティングに特化したフリーソフト。書き込み機能が充実しており、DVD ISOファイルやフォルダをDVDに書き込むことが可能です。DVDだけでなくISOイメージファイルへの作成や出力も可能です。
また、データに誤りがないか確認する「ベリファイ」機能、CD-Rの容量よりも多くデータを書き込む「オーバーバーン」機能など、細かな設定を行うことが可能です。
DVD-RやDVD-RAM、DVD-R DL 、BD-R、BD-REなど幅広く対応しているため、どんなディスクにも書き込むことができます。
有名なライティングソフトのため使用者も多く、安心して使用できるという強みを持っています。
直感的な操作で使用可能なため、ライティングソフト初心者でも問題ありません。
デメリットとして、ソフト内の文章は英語が使われている点が挙げられます。
しかしこちらについては、日本語化ファイルを手に入れることで日本語化できるため問題ありません。
少し手間はかかってしまいますが、英語が苦手な方はインストールしたらすぐに日本語へ変換しておきましょう。
そのほか、最新アップデートが2013年とやや古い点にも注意が必要です。
「ImgBurn」のダウンロードはこちら ↓
https://www.imgburn.com/index.php?act=download
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「BurnAware(Free)」です。
シンプルかつ使いやすい、トップ画面で操作方法がわかりやすく設計されている、いわゆる「初心者向け」の無料ライティングソフトです。
DVDやブルーレイ、CDに対応して、DVDの作成、コピー、RWディスク内の内容消去、光学ドライブの性能のチェック、ISOイメージファイルへの出力、音楽ファイルからアルバムの作成など十分な機能が備わっています。
こちらのBurnAwareは、無料版の「BurnAware(Free)」と有料版の「BurnAware」があります。
有料版の方がより機能性は高いですが、データの書き込みだけであれば無料版でも充分使用可能です。
「BurnAware(Free)」のダウンロードはこちら ↓
https://www.burnaware.com/
動画ファイルをDVDに簡単にライティングできる初心者向けの無料ライティングソフトです。
DVDファイルやフォルダへの作成時に、DVDメニューの作成も可能ですが、その手順も至ってシンプルな作りになっていますので、編集や作成を簡単に行いたい人におすすめします。
「DVD Flick」のダウンロードはこちら ↓
https://www.dvdflick.net/download.php
動画ファイルを様々なタイプのディスクに書き込むことが可能な無料ライティングソフトです。ISOイメージファイルへ特化しており、動画ファイルをISOイメージファイルで作成しDVDへ書き込むことが簡単に行うことができます。
ISOイメージファイルのマウントができるので、ファイルの確認が簡単に可能になります。
「StarBurn」のダウンロードはこちら ↓
https://www.starburnsoftware.com/
動画ファイルやフォルダ、ISOイメージファイルなどを個別に書き込みすることができます。データの作成や消去機能など非常にシンプルな無料ライティングソフトです。楽にわかりやすくライティングソフトを使いたい方にはおすすめです。
「Astroburn Lite」のダウンロードはこちら ↓
https://www.astroburn.com/jpn/home
DVDへのデータ書き込みに特化したい場合におすすめします。特化して使いやすい、非常にシンプルなために、多くの人が利用している無料ライティングソフトです。データやフォルダの復元機能もついているので、万が一の際にも安心です。
「Ashampoo Burning Studio」のダウンロードはこちら ↓
www.ashampoo.com/en-us/burning-studio-6-free
ライティング操作が非常にわかりやすい無料ライティングソフトです。エクスプローラー右クリック作成項目を追加することができるので、操作が簡単に開始でき、手軽にDVDライティングを行いたい人におすすめします。ISOイメージファイルにも対応しているけれどシンプルな作りなので、あまり多くの機能を望まずに高品質をかなえたい人から人気があります。
「InfraRecorder」のダウンロードはこちら ↓
http://infrarecorder.org/?page_id=5
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「Active@ISO Burner」です。
Windows10で使用できる無料のライティングソフト。
最低限の機能のみ内蔵されているため、シンプルで使いやすいのが強みです。
ISOイメージファイルをもとにCDとDVDを作成するのが主な機能。
動画ファイルからライティングすることはできません。
書き込みが終わった後にはPCをシャットダウンしたり、元のファイルと違いがないかを検証したりすることもできます。
ライティングの成功率も良好で操作の簡易性も高いため、初心者におすすめできるライティングソフトです。
一般的なライティングのソフトだと100 MBを下回るファイルには対応していない場合も多いですが、Active@ISO Burnerはこういった小さめのファイルでも扱うことができます。
言語は英語ですが、こちらも日本語パッチを使用することで日本語化することができます。
「Active@ISO Burner」のダウンロードはこちら ↓
https://www.ntfs.com/iso_burner_free.htm
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「CDBurnerXP」です。
さまざまな機能を備えた、高性能なライティングソフトです。
ISOイメージの作成やISOイメージをもとにしたCDへの書き込み、RWディスク内のデータ削除、データディスクの複製などを行うことができます。
そのほか、ブートイメージの設定や光学ドライブの性能チェック、ベリファイ機能なども搭載されていますよ。
「CDBurnerXP」のダウンロードはこちら ↓
https://cdburnerxp.se/ja/
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「DVD Styler」です。
自由度の高さが強みとなるソフトです。
素材となるファイルの順序変更、チャプター作成等が行えます。
そのほか字幕や音声、動画のフォーマット設定なども可能です。
機能性が高いゆえに、操作はやや中級者向けとなる点がネックです。
また少し古いソフトなので、Windows10に対応していないと言う弱みもあります。
しかし無料ソフトとしてはかなり高い性能を持っているため、ライティングの知識があり対応PCを持っている方にはぜひおすすめしたいソフトです。
「DVD Styler」のダウンロードはこちら ↓
https://www.dvdstyler.org/ja/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89
初めにご紹介するおすすめライティングソフトは、「WinX DVD Author」です。
無料で使用可能なフリーソフト。ライティングソフトでありながら、オーサリングも行えるのが特徴です。
オーサリングとは、DVDプレイヤーで再生しやすい形式のデータを作成すること。
具体的には、チャプターの追加・字幕ファイルの追加・映像のカット・DVDメニューの新規作成といったことが可能です。
自動作成機能も搭載されているため、高品質なディスク作成を簡単かつスピーディーにおこなえます。
機能性の高さから人気を集めているWinX DVD Authorは、初心者でも安心して使用できるでしょう。
「WinX DVD Author」のダウンロードはこちら ↓
https://www.winxdvd.com/dvd-author/index-ja.htm
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「Windows DVD メーカー」です。
Windows7にもともと入っているライティングソフトです。
ライティングだけでなくオーサリングも可能で、標準搭載されているソフトとしては高い機能性をもっています。
画像ファイルや動画ファイルをもとに、DVDメニューのついた本格的なDVDを作成することができます。
Windows VistaやWindows7を使用している人であれば、このソフト1つでも十分快適なライティングができるのではないでしょうか。
しかし残念ながら、こちらのソフトはWindows10には搭載されませんでした。Windows DVD メーカーに入っている機能の一部は標準搭載アプリ「フォト」に受け継がれていますが、DVDのライティング機能は含まれていません。
また、こちらのソフトが利用できるのはあらかじめ搭載されているPCのみです。
どこかのサイトからダウンロードすることはできないため、ご注意ください。
これからご紹介するライティングソフトは、全て有料版となっています。
無料ライティングソフトで簡単にシンプルなDVDライティングを行えるとしたら、こちらの有料版ではさらに幅広い作成や高機能・高品質を実感することができます。どれもダウンロード版があり、パッケージ版を販売しているところもあります。お好きな方で選ぶのもひとつの方法でしょう。
サイトではイメージを紹介してくれています。経験者でなくては使えないということは決してありません。操作方法などイメージを確認して自分に合ったライティングソフトを購入してください。
動画ファイルをDVDに書き込んでも、通常機器では再生ができない場合があります。これをDVDプレーヤーまたはテレビで再生できるDVD-Video規格にすることをこの1本で可能にしました。特別な手順や知識は不要のわかりやすい解説と設計で、どなたでもすぐにDVDを作成できるので初心者の人にもおすすめです。
もちろん、メニューを作成するためのDVDテンプレートなどの便利機能は付属しているので、さらに自由に作成することも可能です。
出力について、DVDディスク(DVD5/9)、フォルダ、ISOイメージファイルがサポートされています。
「DVDFab DVD作成」のダウンロードはこちら ↓
https://ja.dvdfab.cn/dvd-creator.htm
国産の定番ソフトと言われています。
使いやすさを重視した、わかりやすい設計になっており、DVDライティングを安定させ漏れがないように作られているので安心して使用することができます。通常版で問題はありませんが、「GOLD」版は追加ツールが豊富なためより多くの機能を求める人におすすめします。
「B's Recorder」のダウンロードはこちら ↓
www.sourcenext.com/product/bs/bs-recorder
マルチメディア対応で、高品質な書き込み・作成が期待できます。
書き込み後の安全性が高く、ISOイメージファイル対応もしているので、いつまでも安全安心に残しておくことが可能です。高機能・高品質・安全性を求める人へおすすめします。
「Nero Burning ROM」のダウンロードはこちら ↓
www.nero.com/eng/products/nero-burning-rom/
続いてご紹介するおすすめライティングソフトは、「CyberLink Power2Go 13」です。
様々な機能を携えながら、シンプル機能のオールインワンソフトです。
ドラッグ&ドロップで簡単にDVDライティングが可能なので、手間をかけずに高品質な作成を行いたい人におすすめします。編集機能が豊富なので、「自分だけの」DVDを作成することが可能です。
また、パソコンに不具合が起こった際修復してくれるリカバリーディスクの作成や、スライドショーの作成といったさまざまな機能が揃っています。
デメリットは、ソフト自体の容量が大きいため動作のスピードにやや懸念がある点です。
また、有料ソフトゆえに使用前にはアカウントの新規作成が必須です。
なお、はじめの15日間は試用期間として無料で使うことができます。
「CyberLink Power2Go 13」のダウンロードはこちら ↓
https://jp.cyberlink.com/products/power2go-platinum/features_ja_JP.html
Macに特化したDVDライティングソフトです。Macの技術を存分に活かしてライティングを希望している方には特におすすめです。「Titanium」版も発売されており、「Pro」とのバージョン比較もされています。より自分が求めているソフトを選ぶことができるので、Macをお持ちの人はぜひ比較検討して選択してください。
「Toast 20 Pro」のダウンロードはこちら ↓
www.roxio.com/jp/products/toast/pro/
この記事では、DVDやCDにファイルを書き出せるライティングソフトのおすすめをご紹介しました。
DVDライティングソフトがあれば、DVDディスク、ISOイメージファイル、フォルダをDVDに焼いてテレビ・プレーヤー等で流すことができます。
ライティングソフトを活用してDVDやCDにデータを書き出したい方は、ぜひご参考ください。
今回の記事を参考に、使い勝手の良いライティングソフトを見つけてみてくださいね。
「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトをお勧めします。目指せ、あらゆるジャンルの素晴らしいソフトを発掘することを。「其れこそ私が欲しいソフトだ」と思わせるようなソフトのレビューを更新し続けています。