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上述のカテゴリーを分けて、それぞれのソフトをレビューして、ソフトランキングを作りました。
今回の記事では、圧縮・解凍ソフトのランキングを紹介したいと思います。
すべて無料で使えます。絶対やってみてくださいね。
7z形式の書庫ファイルを圧縮・解凍するためのツール。ZIP/GZIPなどの書庫ファイルの圧縮・解凍も可能で、解凍だけであればARJ/CAB/LZH/RARなどの形式にも幅広く対応。
さらに、ISO形式のイメージファイルやVHD形式の仮想ディスクイメージを展開する機能や、Linuxのファイルシステムとして使われているext2/ext3/ext4のイメージを抽出する機能も備える。そのほか、VMDK/VDI形式などの仮想ディスクイメージやRAR5書庫ファイルの抽出も可能だ。
高い圧縮率と安全性を追求して開発された、GCA形式の圧縮ファイルを操作できる圧縮・解凍ソフト。解凍したい場合は、圧縮ファイルを本ソフトのウィンドウまたはショートカットアイコンにドラッグ&ドロップすればよい。また圧縮を行うときは、本ソフトのウィンドウまたはショートカットアイコンに、単一または複数のファイルやフォルダをドラッグ&ドロップし、[OK]ボタンを押すだけ。この際、圧縮ファイルの保存先やファイル名などを指定できるほか、圧縮ファイルが破損した際に復元可能にするための情報を付加したり、圧縮後に書庫内のファイルと元のファイルが完全に一致しているかをチェックするといった、安全性を高めるオプションも指定可能だ。さらに、解凍先を指定できる自己解凍形式の圧縮ファイルの作成にも対応。解凍後に書庫内の任意のファイルを自動で実行するように設定すれば、簡易インストーラーとしても利用できる。
ユーザーが設定したルールに従いファイルの移動・圧縮・完全削除などができるソフト。デスクトップ上に現れる“ドロップターゲット”というアイコンに似た実行用領域、またはデスクトップ上のショートカットアイコンへファイルをドラッグ&ドロップすることで、ファイルの移動や削除などができる。ファイルは複数まとめてドラッグ&ドロップすることが可能。さらに、指定フォルダを定期的に監視して自動で処理を実行する機能も備える。
ファイルをどう処理するかはユーザーが選ぶ“プロファイル”に従う仕組み。“プロファイル”とは、条件に応じてファイルを“特定のフォルダへ移動させる”“ファイルを完全削除する”などのルールを決めた“関連付け”を事前にまとめておいたもの。“プロファイル”単位で複数の“関連付け”を保持することができる。“プロファイル”は、“ドロップターゲット”か“ドロップターゲット”を最小化した際に通知領域に現れるアイコンの右クリックメニューから選択可能。
“プロファイル”ごとの挙動を定義する“関連付け”では、ファイル名に含まれる文字列や拡張子・ファイルの作成日や更新日といった条件に応じて、特定フォルダへの移動、ZIPや7Z形式の書庫として圧縮、MP3/FLAC/AACなどの音楽ファイルでプレイリスト作成、複数の写真からHTML形式の画像カタログを作成、といった処理も指定できる。また、フォルダを監視して自動処理する機能を有効にすると、たとえばWebブラウザーがファイルのダウンロード先にしているフォルダをチェックさせ、画像ファイルや圧縮ファイルといった区分で仕分けを行わせるといったことも可能だ。
エクスプローラーの機能を拡張できる圧縮・解凍ソフト。ウィンドウにドラッグ&ドロップしてファイルを圧縮・解凍できるだけでなく、エクスプローラーの右クリックメニューに追加される「書庫作成」や「即時解凍」というメニュー項目を使って、エクスプローラー上で選択したファイルをすぐに圧縮・解凍できる。UNLHA32.DLLやUNZIP32.DLLなどのDLLファイルを用意することで、LHA/ZIP/CAB/TAR/ISH形式の圧縮・解凍と、ARJ/GZ/BZ2/RAR形式の解凍が可能。UUエンコード/MIMEエンコードされたテキストファイルを読めるようにデコードする機能も備えている。
ファイルをデスクトップ上のアイコンへドラッグ&ドロップしたり、[送る]メニューを利用して、手軽に解凍や圧縮を行えるソフト。LZH/ZIP/7Z/CAB/RAR/GCA/TAR/YZ1/RPM/DEBなど29形式の解凍に対応しているほか、16形式で圧縮を行える。解凍や圧縮には各形式に対応する“統合アーカイバプロジェクト”のDLLが必要で、本ソフトの初回起動時にDLLの自動ダウンロードとインストールが可能。本ソフトでファイルの解凍を行うには、本ソフトをインストールするとデスクトップに作成されるアイコンへ、アーカイブファイルをドラッグ&ドロップするだけでよい。またアーカイブ以外のファイルをドラッグ&ドロップすると、圧縮形式を選択するダイアログが表示され、選択した形式で圧縮を行える。また本ソフトの設定画面では、解凍と圧縮の個別のアイコンを作成することができ、圧縮アイコンの作成時は、あらかじめ圧縮形式を選択することも可能。
本ソフトで利用されているランタイム「UNACEV2.DLL」にはゼロデイ脆弱性が存在し、本ソフトでは修正されていない可能性があるため、ACE形式のファイルの解凍には本ソフトを利用しないでください。
DLL不要で数多くのアーカイブ形式に対応する無料の圧縮・解凍ソフト。インストールすれば対応するファイルをダブルクリックするだけで解凍できるようになる。さらに、デスクトップ上の「Lhaplus」アイコンにアーカイブをドラッグ&ドロップして圧縮・解凍できるほか、右クリックメニューにファイルを圧縮・解凍する機能を追加できる。
圧縮・解凍用の外部DLLを必要とせず、インストールするだけでLZH/ZIP/CAB/RARなどの20種類以上のアーカイブ形式を扱えるようになるのが特長。圧縮・解凍の処理速度については特に速いということはないが、パスワードをつけてZIP形式で圧縮したり、解凍時にフォルダなしのアーカイブの場合は自動的にフォルダを作成し、フォルダつきの場合は二重にフォルダを作成しないようにするなど、処理の条件を細かくカスタマイズできる。
180以上のファイル形式をサポートしたオープンソースの圧縮・解凍ソフト。ZIPや7z、RAR、CABといった比較的メジャーなものからかなりマイナーなフォーマットを解凍可能だ。また、解凍ほどではないが圧縮においても対応フォーマットは豊富。7Z/ARC/BZ2/GZ/*PAQ/PEA/QUAD/BALZ/TAR/UPX/WIM/XZ/ZIP書庫の作成・変換に対応している。
インターフェイスを日本語化するには、[Options]-[Localization]メニューを選択し同梱の“ja.txt”を読み込めばよい。ユーザーインターフェイスはフォルダビューとファイルビューから成る左右分割型の2ペイン構成で、「エクスプローラ」とよく似ている。
ファイルの圧縮を行うには、ツールバーにある[変換]ボタンを押す。すると、“新規アーカイブ”画面へと移行するので、そこで各種パラメーターを設定して[OK]ボタンを押せばよい。逆に、書庫ファイルを解凍するには[解凍]ボタンを押す。[全て解凍]ボタンを利用すれば、指定したフォルダへ複数の書庫ファイルを一度に解凍することも可能。そのほかにも、書庫ファイルが壊れていないかテストする機能や、復元できないようにファイルを完全削除する“安全消去”機能などを搭載。GUIでスケジュールスクリプトを作成する機能も備えており、定期的にフォルダをバックアップするといった用途に使うこともできる。
ドラッグ&ドロップ操作でLZH/ZIP形式の圧縮・解凍ができるLhasa風の圧縮・解凍ソフト。デスクトップやエクスプローラから「+Lhaca」のアイコンに圧縮ファイルをドラッグ&ドロップすると解凍を、圧縮ファイル以外のファイルをドラッグ&ドロップすると圧縮を開始する。外部DLLが不要で「+Lhaca」をインストールするだけですぐに利用できる。
「エクスプローラー」から7z、RAR、ISOなどの書庫ファイルを扱えるようにすることができるソフト。「エクスプローラー」へ完全に統合されているのが特徴で、あたかもZIPファイルを扱うかのように、7z形式やRAR形式の書庫ファイルを扱うことができる。
書庫ファイルのなかに書庫ファイルがある、いわゆる“ネスト”したファイルの閲覧にも対応するほか、書庫ファイルの新規作成も可能で、Linuxでよく使われるTAR.GZファイルもファイルの右クリックメニューから一発で作成できる。
対応形式が充実しているのも本ソフトの特徴。前述の7z/RAR形式のほかにも、ISO、WIMなどが初期状態でサポートされている。「Total Commander」のWCXプラグインや、「7-ZIP」ファイルマネージャーのコーデックにも対応しており、対応フォーマットを後から追加することもできる。
これらのプラグインやコーデックは、OSの[スタート]-[すべてのプログラム]メニューからアクセス可能なコントロール パネル アプレットで管理する仕組み。WCXプラグインならば自動認識も可能で、プラグインの書庫ファイルを開けば「エクスプローラー」下部に情報ペインが現れる。その[Install]ボタンを押すだけで簡単にプラグインを導入可能だ。
RAR形式の圧縮に対応する圧縮・解凍ソフト。RAR形式はZIP形式やLZH形式よりも高い圧縮率を誇り、圧縮しながら任意のファイルサイズに分割できるのが特長。巨大なファイルをインターネットで公開する場合や、リムーバブルメディアで持ち歩くときなどに便利。自己解凍書庫を作成したり、信頼証明情報(電子署名)を付加する機能もある。ZIP形式の圧縮解凍にも対応しているほか、LZH形式やARJ形式、CAB形式の圧縮ファイルも扱える。なお、他の圧縮解凍ソフトでRAR形式を扱う際に必要となる「UNRAR.DLL」は、「WinRAR」のアーカイブ内に同梱されている。
以上、圧縮・解凍ソフトのランキングを紹介しました。お好きなソフトは何位ですか?次回、連載の記事で他の種類のソフトランキングを紹介します。お楽しみくださいね!
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