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当サイトは、皆さんのニーズに合わせて、
上述のカテゴリーを分けて、それぞれのソフトをレビューして、ソフトランキングを作りました。
今回の記事では、開発支援ソフトのランキングを紹介したいと思います。
すべて無料で使えます。絶対やってみてくださいね。
ソフトのインストールに利用するセットアッププログラムを作成するソフト。あらかじめ圧縮しておいたCAB形式のファイルを、拡張子がEXEの自己解凍形式のセットアッププログラムに変換することができる。
セットアッププログラムは対話式にソフトのインストールを進めていくウィザード形式で、セットアッププログラム実行時の背景にオリジナルの画像を貼り付けることができるほか、スタートメニューにショートカットを登録したり、レジストリを操作する設定も行える。インストールしたソフトを「プログラムのアンインストールまたは変更」でアンインストールできるよう設定することも可能だ。
EXE/DLLファイルのリソースデータを編集できる実行ファイル解析ソフト。EXE/DLLファイルを解析し、実行ファイルに含まれているメニューやダイアログ、テキスト、アイコン画像などのリソースと呼ばれるデータを抽出したり、ファイルの詳細なヘッダー情報を表示できる。リソースデータのうち画像データは表示しかできないが、メニューやダイアログ、テキストは編集することができ、リソースデータを編集した実行ファイルはそのまま上書き保存可能。テキストは「eXeScope」内蔵のテキストエディターで直接編集でき、メニューは項目をツリー表示して既存の項目の名前を変更したり、新しい項目を追加することができる。また、ダイアログを編集する場合は、ダイアログとダイアログに含まれるボタンやテキストボックスなどのコントロールのデザインも変更できる。ただし、リソースデータの書き換えによってソフトが誤動作する可能性がある点に注意。リソースデータを書き換えたソフトは個人使用にとどめよう。
C#/F#/Visual Basicの各言語で記述された簡単なソースコードをその場でビルド・実行できるテキストエディター。「Visual Studio」などの開発環境を起動することなく、その場でサンプルコードの動作を気軽にチェックできるのが利点。コードをビルド・実行するには、テキストエディター部分に“文”を書き込んで[Run]ボタンを押すだけでよい。“Console.WriteLine()”メソッドで出力した結果が、“Output”画面へ表示される。名前空間の宣言や“Main()”メソッドの補完といった作業は、すべて本ソフトが自動で行ってくれるので、開発者がわざわざ記述する必要はない。さらに、設定画面から利用する名前空間をカスタマイズすることも可能。なお、動作には.NET Framework 4が必要。
ローカルにある複数のHTMLファイルからCHM形式のヘルプファイル作成を支援するソフト。本ソフトは、マイクロソフトから配布されている「HTML Help Workshop」のフロントエンドとして動作する。CHMヘルプファイルは、複数のHTMLファイルや画像を1つのファイルにまとめることができるため、ファイルの管理が容易になるほか、HTMLファイルとして保存しておくよりもファイルサイズを小さくできるという利点もある。CHM形式のヘルプファイルでは、各ページにタイトルを付けて画面左側にツリー形式の目次を表示できる。またCHMヘルプファイルの標準機能として、指定した文字列をもとに全文検索することも可能。検索結果は、ヒットしたページのタイトルが一覧表示され、タイトルをダブルクリックすると対象の文字列を反転表示した状態でHTMLファイルを閲覧できる。本ソフトでCHMヘルプファイルを作成するには、まずHTMLファイルが存在するフォルダを指定する。フォルダやファイル構成がそのままツリー形式で階層化されるので、必要に応じて各ページをドラッグ&ドロップなどで順番を入れ替えたり、タイトルを変更すればよい。ヘルプファイルとして作成する際には、プログラムから呼び出すための“コンテキストID”をページごとに指定することができる。あとは出力先のフォルダを指定してコンパイルすればCHMヘルプファイルが完成する。。
オープンソースで開発されているインストーラー作成ソフト。標準的なウィザード形式のインストーラーから、複雑な条件分岐をスクリプトで記述した高度なインストーラーまで、さまざまなタイプのインストーラーを作成できる。インストーラーを作成する際は、インストール対象ファイルのパッケージ内でのパスや、インストール先のフォルダパスなどの基本的な情報をテキスト形式で記述して行う。基本情報以外のさまざまな項目を設定することも可能で、例えばインストール時にWindowsのバージョンを取得して、OSごとにそれぞれ異なるファイルをインストールすることも可能。また、解凍したファイルを所定のフォルダに上書きコピーする程度のインストーラーであれば、ウィザード形式の簡易モードで手軽に作成できる。このほか、インストーラのメッセージを日本語化する言語パックも、有志により公開されている。
インストール作業をウィザード形式で行うインストーラー作成ソフト。プログラム本体とは別にランタイムやDLLファイルをシステムフォルダなどにコピーする必要がある場合は、ファイルごとにコピーするフォルダを指定することが可能。また、対応OSでない場合にインストールを中断したり、既に旧バージョンがインストールされている際に、アンインストールを実行してからインストールを続行する機能を付加することも可能。インストーラーを作成するには、アプリケーションの基本情報、インストールするファイルやフォルダの設定、ショートカット作成、レジストリの設定などを、チェックボックスやプルダウンメニューを用いて項目別に選択するだけでよい。著作権表示やサイトURLなど、ソフトやバージョンが異なっても変更することのない項目を、プロジェクトとして保存しておけるので、配布ソフトのバージョンアップ時などはプログラム本体やReadmeファイルの差し替えなど、少ない手間でインストーラーを作成できる。
「Open in GitHub Desktop」は、「Visual Studio Code」で開いている“GitHub”リポジトリを「GitHub Desktop」で開けるようにする拡張機能。本拡張機能をインストールすると、ステータスバーに[GitHub Desktop で開く]アイコンが追加される。このアイコンをクリックすると、「Visual Studio Code」で開いているリポジトリへ「GitHub Desktop」でアクセスすることが可能。“コマンド パレット”([F1]キー)からコマンドを実行して開くこともできる。
さらに、コマンドにショートカットキーを割り当てることも可能。初期状態では何も設定されていないが、設定ファイル“settings.json”を編集すればキーボード操作のみで「Visual Studio Code」から「GitHub Desktop」を開くこともできる。
高度なテキスト処理に欠かせない正規表現の構文をチェックできるソフト。正規表現は検索文字列に“メタ文字”と呼ばれる特殊な記号などを含めることが必要だが、最初のうちは思い通りの検索ができないことが多い。テキストエディターなどで正規表現を実行する前に本ソフトを使って構文をチェックすれば失敗を減らすことができる。また、メールアドレス、URL、電話番号など、正規表現でよく使う10種類の検索パターンがテンプレートとして用意されており、プルダウンメニューから選択するだけで正規表現の文字列を挿入してくれるほか、メタ文字として利用する各種記号などをボタンで挿入することも可能。なお、動作には.NET Framework 4が必要。
プログラムの動作テスト用のダミーデータを簡単に大量作成できるソフト。CSV/TSV形式のファイルなど、テキスト形式のダミーデータを大量に作成可能。ダミーデータのデータ型には、列ごとにテキスト・数値・日時を選択可能で、数値の桁数や文字列の長さ、日時の形式などを指定することができる。数値に関しては、小数点部分の桁数も指定可能。ダミーデータの出力時には、データの行数や各種オプションを指定可能。オプションでは、各データの区切り文字にタブとカンマを選べるほか、区切り文字をもたない“固定長データ”も選択できるなど、さまざまな形式のデータ出力に対応している。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。
2つのファイルやフォルダーを比較して相違点を色分け表示できるソフト。世代バックアップしているプログラムのソースファイルを、古い内容と最新の内容で比較したい場合などに便利。
使い方は、比較したい2つのファイルパスまたはフォルダーパスを指定するだけ。各相違点を個別に確認するには、メニューやツールボタンから[次の差異]や[前の差異]をクリックすれば、該当行へ移動できる。
また色分けでは、内容の違う箇所や削除された箇所がそれぞれ別の色で表示されるため、差異の詳細を一目で把握しやすい。
さらに、比較した2つのファイルを結合できる“マージ”機能も備えている。左右の画面で開いているファイル内の選択範囲またはすべての内容を、左画面と右画面で相互にコピーすることが可能。ソースファイル内の一部分だけを古いバージョンのコードに書き戻したい場合などに活用できる。
そのほか、プラグインを利用すればExcel文書の差分を表示することも可能だ。
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